佐渡のろうそく能

今年も佐渡の正法寺のろうそく能が1７日にありました。

曲は田村でした。

正法寺は曹洞宗のお寺で、世阿弥が佐渡に流された折、非常に関係の深く関わったお寺です。

世阿弥の腰掛けたといわれる石や、世阿弥がかけて舞ったといわれる雨乞いの面などがあります。

私が舞わせていただきまして、今年で４回目になります。

今回は田村を勤めました。

全てを企画、総括される地元佐渡の近藤氏のほか、地元の方々、千葉の謡曲愛好家、ワキ村瀬慧氏、小鼓飯富孔明氏のご出演により無事終わることができました。

佐渡以外からも毎年大勢ご来場くださり、とても素晴らしいろうそく能になりました。

終了後、地元の能楽関係者の皆さまとの懇親会は楽しかったです。

佐渡は食べ物が美味しくて、また体重が増えてしまいました。

翌日は金井能楽堂で、交流会をしました。

素謡、仕舞、舞囃子などとても楽しい会でした。

月曜は観光をして、帰途につきました。