長野能
昨日は長野の稽古でした。
とても暖かい日で前の桜の枝も膨らんでいました。開花が楽しみです。
さて4月1日土曜日は長野能です。
船弁慶の特殊演出の前後之替を勤めます。
船弁慶には前後之替と重キ前後之替という特殊演出があります。
前シテの静、後シテの知盛ととても劇的な能で、ベスト5に入る人気曲です。
この曲は義経が子方として登場します。私も子方で何度も出させて頂きましたが、その中でも
武田太加志先生の子方の思い出が一番印象に残っております。
先輩の小川博久氏独立披露能で、太加志先生が重キ前後之替を舞われ、その子方を勤めさせて頂きました。
太加志先生はこの船弁慶が500番目の能だったそうで、ご褒美のミニカーを特別に2台頂戴しました。
外国製のバットマンの黒い車でした。とても嬉しかったのを覚えております。
今回は武田友志氏のご子息の章志さんです。今はミニカーの時代ではありませんね。どうしましょうかね。