坂城での能楽教室
昨日は坂城で能楽教室を二つの小学校で開催しました。
午前中に坂城小学校の6年生、午後に南条小学校の5、6年生でした。
時間が45分と短かったので(お子さんには飽きない時間だったと思います)まず簡単に能の話をし、そのあと二つに分かれて、謡(猩々の最後のところ)と面をかけてもらうことをし、そのあと私の仕舞(鞍馬天狗)猩々を鼓を入れてみんなで謡うことをしました。面は最初は恐る恐るでしたが、ひとりがかけ始めると、みんなでいろいろな面をかけて楽しめました。
このような機会を作ってくださった学校に本当に感謝申し上げております。また交渉などサポートをしてくださいました坂城松謳会の松尾文子名誉師範はじめ、会員の皆様にも改めまして御礼申し上げたいと思います。少しずつですが、地道な活動を広げていき、能楽の普及に努めていきたいと思います。
昨日は夜、山村町長さまと刀匠宮入小左衛門行平さまと会食をさせていただきました。
学校での能楽教室のご報告などいろいろお話させていただきました。たくさんのビジョンをお持ちの町長様のお話はとても感銘を受けます。また宮入様のご自分のおもい、お弟子さまへのおもいなど深いお話は時間を忘れしまいます。
素敵な時間を過ごさせていただき、最終の新幹線で帰京しました。その時頂戴したねずみ大根の焼酎と宮入刀匠の展示会のご紹介は改めてさせていただきます。