重衡
昨日浅見真州氏の会で復曲重衡の地謡を初めてうたわせていただきました。
30年以上前から演じられている曲でご宗家も舞われておられるそうです。
地頭は小早川修氏で私は副地でした。
平家物語に登場する平重衡がシテで、千手という曲にもツレとして出ております。
父清盛の命令により、本意にあらず東大寺を焼き討ちしてしまい、処刑される重衡の心情
がとてもよく表現された素敵な曲でした。
また機会があればうたわせていただきたいと思いました。
真州氏の能には言葉には表現できないエネルギーをかんじます。
自分もそのような能が舞えるように、頑張ります。まだまだやらなければならないことがたくさんあります。
今日は長野の稽古でした。
寒かったです。お稽古場の前の木がとてもきれいでした。