能と邦楽のススメ
今日は朝9時から華よう会の申し合わせ、午後から能と邦楽のススメという会がありました。
この会は芸大邦楽科の学科説明の一助として能楽だけでなく、尺八、琴曲、長唄が演奏される会でした。
観世能楽堂でこのような催しが行われたのは初めてではないでしょうか。
満員のお客様のなか芸大の講師をされている先生方、卒業生の熱演が素晴らしかったです。
能楽は観世宗家の土蜘蛛(能)、宝生宗家の松風の舞囃子、教授の武田孝史氏(宝生)と関根知孝氏(観世)の仕舞、野村万蔵氏の狂言でした。私は副後見でした。
私見ですが、今回だけでなく、このような催しを定期的に行うことが邦楽への理解とともに、愛好者、受験者の増加につながるのではないかと思います。世界は違いますが、緊張感のある舞台はお互いの刺激になります。
今日は夜観世能楽堂で荒磯能もあります。私はありませんが、何人かの方は朝から3つ舞台です。お疲れ様です。