第27回 檀の会 御案内

第27回 檀の会
日時: 平成26126日( 13:00開演 (12:30開場)

於: 観世能楽堂
曲目: 大原御幸大般若/シテ:千俊 菊慈童/シテ:崇俊

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謹 啓
清秋の候 皆様におかれましてはご健勝の御事とお慶び申し上げます。
平素は檀の会に格別の御後援を賜り厚く御礼申し上げます。
さて明年一月二十六日(日)第二十七回檀の会を催させて頂きます。
今回私は『大原御幸』そして復曲である『大般若』を勤めさせて頂きます。
建礼門院がシテとなる「大原御幸」は後白河法皇が大原の寂光院を訪れる
話です。御子、安徳天皇をはじめ一族を失い、その菩提を弔う日々の建礼
門院の姿をどう演じるかがとても難しい大曲です。法皇に浅見真州氏、
地頭を師匠にお願い申し上げ、最高の配役で挑戦させて頂きます。
また、昭和五十八年に梅若玄祥氏による復曲の「大般若」は、東京都調布
市にある深大寺とゆかりのある曲です。(深大寺はシテの深沙大王の深と
大をとったと言われております)昨年、深大寺薪能にて初めて勤めさせて
頂きましたが、是非本舞台で演じたいとの思いから再度勤めさせて頂きま
す。ワキの三蔵法師に大般若経を授ける深沙大王をはじめ、登場人物が
スペクタクルな能であり、最後のクライマックスはとても壮大で素晴ら
しい曲です。崇俊は『菊慈童』を勤めます。七百年の長寿を保つ慈童を
若さあふれる舞台にしてほしいと期待しております。
そして狂言には人間国宝の山本東次郎氏にお願い申し上げ、素晴らしい
番組になりました。
一月のお寒い中お忙しい事とは存じますが、年始めの御慶事とご理解賜り
何卒よろしくご高覧頂きますようお願い申し上げます。

  敬 白

平成二十五年 秋                         松木 千俊

 

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第27回 檀の会 御案内” に対して6件のコメントがあります。

  1. 松の会(スタッフ) より:

    ご意見、誠にありがとうございます。
    今後、松の会サイトを発展させていく中で
    ぜひ検討させていただきたいと思います。

    (スタッフが替わって送信いたしました。)

  2. 加島啓作 より:

    (宮尾冨代先生に市川市で習っています。第26回翠仙会にも出させて頂きました)

     第27回檀の会で、「菊慈童」「大原御幸」「大般若」の立派な能を見せて頂き有難う御座います。
    その時に事前に頂いた<あらすじと解説>の資料が非常に良くて感心致しました。
    <はじめに・・>
     時代背景(なぜ少年は奥山に住んでいたのか)
     人間関係(建礼門院、法王、二位殿、等の親子関係や年齢など)
     三蔵法師を題材に、昭和58年に復曲・・
    <舞台展開>
     舞台説明のほかに、
     「お客様には見えない設定」「・・が見どころ聞きどころ」
     「ツレ、左が A右がB、先に出てくるのがC後がD」・・
    <補足>
     平家物語と琵琶法師覚一・・盛者必滅のことわり
     深沙大王と武蔵野市深大寺

    提案
     この様な立派な解説書を、このホームページに掲載して頂いたら有 難いと思います。段々蓄積されて、立派なライブラリーとなるので はないでしょうか。
     「カテゴリー」に「上演能の解説」欄を設ける等

                            以上

  3. stuff より:

    ※2014年1月18日(土)午後、お取り扱いを再開いたしました。
     問題のある場合は、あらためてお伝えくださいますよう、お願い申しあげます。

  4. かおり より:

    「檀の会」チケットをクレジットで購入しようとしたのですが、paypalにエラーが出てしまいます。

    1. 千俊 より:

      この度はお申し込みをいただきましたのに申し訳ございませんでした。只今システムの具合を調べております。恐れ入りますが少しお待ちいただきたく、何卒宜しくお願い申し上げます。近日中にご連絡させていただきます。松木千俊拝

    2. 千俊 より:

      ご連絡が遅くなりまして申し訳ございません。調べましたところ、私の不手際でシステムが中断しておりました。只今早急に回復するように致しております。お知らせいただくまで分からず、誠に申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます。松木千俊拝

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