山階会

11月もあと一週間になりました。

1月の檀の会までもう2か月ないです。気が引き締まる思いです。

さて先日23日山階会で仕舞の地謡を勤めさせていただきました。

そのなかで定家を舞われた山階弥次氏のお姿に感動いたしました。

観世会の代表する女流の能楽師で今年92歳になられるそうです。

観世寿夫氏と同じ年だそうです。現在現役で仕舞を舞われている方では最高齢ではないでしょうか。

少しお背中が丸くなられましたが、謡の力強さ、淡々と舞われるお姿は長年の培われた精進そのものでした。本当に美しかったです。

これこそがまことの花だと感じました。

今自分が向かっている卒都婆小町の世界は通過点で、まだまだ道は長いと痛感いたしました。

今日は東京観世会です。仕舞の地謡と国栖の地謡を勤めます。今月最後の会です。

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