大原御幸
明日は大原御幸の申合せです。国立の公演でシテは浅見真州氏、法皇は大槻文蔵氏、地頭は梅若玄祥氏という素晴らしい方々です。
私はツレ阿波の内侍を勤めさせて頂きます。少しビビりそうです。(冗談です)
今年1月の檀の会でシテを勤めさせて頂きましたが、曲の重みに圧倒され続けました。
内侍の役は今回で4回目になります。シテと同様に面と花帽子をつけますので、かなり大変です。その上謡がとにかくむずかしいです。(雰囲気が)
また内侍は中入りせず、舞台に残ります。(下居のまま)これがまたきついのですが、耐えなくてはいけません。(苦痛が快感になってきます)
座った姿などその場の空気に入り込むことが大事で、なじまないと違和感が出てしまいます。むずかしいことばかりです。
かなりの大役ですが精一杯がんばってまいります。流儀を代表する方々の中で勤められる幸せを感じます。
大原御幸に始まって大原御幸で終わる1年を本当に有難いことだと思います。
10月からのダイエットで体重は69,9になりました。こんなに落ちるとは信じられませんでした。(がんばりました)
この体で檀の会まで頑張ります。(そのあともこのままでいくつもりですがとりあえず)